内容説明
明治27年2月27日仙台に生をうけたよし江は、幼い頃から主キリストの信仰に目覚め敬虔な使徒として札幌、朝鮮などの各地を伝道してまわった。生涯の伴侶となった秀造には病死した先妻との間に三人の息子がいたが、分け隔てなく愛情を注ぐ心深きよし江を支えたのもやはりキリストのおしえであった。戦後、静岡県婦人会の初代会長として、平和で平等な社会を切り拓くべくその生涯を賭したよし江の人生は、まさに神のおぼし召しに導かれた一生と言っても過言ではない。すべては神の導くままに…。キリストの使徒として、心の平安を説く明治生まれの女性のひたむきな一生を描く。
著者等紹介
丸山栄[マルヤマサカエ]
1943年東京に生まれる。1963年東京家政学院短期大学卒業。1963年株式会社博報堂入社。1966年同社を退職し現在に至る。山梨県在住
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