内容説明
深い思いを、長いあいだ、互いに打ち明けない男女がいる―現実とたゆとう幻想が交錯して物語を織りなす女流新人の清新な短篇集。
著者等紹介
宮田智恵子[ミヤタチエコ]
1932年、北海道旭川市生れ。1955年より短歌を始め、第九回宮田益子賞を受賞。「新凍土」同人。1977年より随筆を書き、「月刊ずいひつ」「琥珀」等に発表。第13回日本随筆家協会賞を受賞。「琥珀」同人。1986年より桂英澄氏に師事。小説を同人誌に発表。「季刊作家」同人。著書に、歌集「振りむけば」、随筆集「幸福ゆき」がある。日本ペンクラブ会員。さいたま文芸家協会会員
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