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内容説明
「おむすびまてえ、おむすびまてえ」まめなじいがおいかけていくと、おむすびは、ころころところげて、ぽとん、あなにおちてしまったと。
著者等紹介
松谷みよ子[マツタニミヨコ]
作家。東京に生まれる。『龍の子太郎』(講談社)で国際アンデルセン賞優良賞、『ちいさいモモちゃん』(講談社)で野間児童文芸賞、『あの世からの火』(偕成社)で小学館文学賞、『私のアンネ=フランク』(偕成社)で日本児童文学者協会賞を受賞。日本文芸家協会会員。日本民話の会会員
宮本忠夫[ミヤモトタダオ]
画家。東京に生まれる。『えんとつにのぼったふうちゃん』(ポプラ社)で絵本にっぽん賞、『ゆきがくる』(銀河社)でサンケイ児童出版文化賞、『ぬくい山のきつね』(新日本出版社)で赤い鳥さしえ賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねこ
6
『おむすびころりん』の絵本を図書館から3冊借りました。そのなかでいちばんよかったのがこれ。昔話なのだから、文章はどれも同じだろうと思っていたら、かなり違うので、びっくりしました。再話する作家さんの個性でしょうか。でも「おむすび ころりん すっとんとん」のフレーズはどの本にも。ただ松谷みよこさん作はそのつぎにこう続きます。「もひとつ ほしいな すっとんとん」。やっぱりこう続かなくちゃ。とにかく文章のリズムがいい。そして変に理由をつけずに、ねずみの国へいくところもいい。2018/02/04
seraphim
3
ねずみの歌がとてもかわいい。まめなじいが、思わずおにぎりあげてしまった気持ちがわかる。よくばりじいは、ねずみのお宝を独り占めしようとして、ネコの鳴き真似をしたから、さあ大変!。ねずみの御殿に閉じ込められてしまい、モグラになってしまった。四歳と二歳の姪は、どうしてよくばりじいがモグラになってしまったのか、理解できないらしい。読むたびに、何でモグラになったの?と聞かれた(笑)2013/07/29
読み人知らず
3
おむすびころりんもおむすびだけでなく、かさや手ぬぐいを落としてあげたエピソードを初めて知る。民話は奥が深い。2007/11/01
窓
2
3歳1か月。おむすびころりんは2冊め。松谷みよ子さんの文で、調子がよく特徴的。古き良き昔ばなしの雰囲気がそのままという感じで、子どもも受け入れて聞いている様子。2021/04/29
とわセブン
2
お話の中の会話が楽しい。。歌も歌いやすいので詠み聞かせにピッタリです。2011/11/27