内容説明
イデオロギー、パロディー、時事ネタ、下ネタの四拍子。現代詩オタクその他の国民の頭上に今、赤色ハラスメントの鉄槌が下される―。21世紀最初のプロレタリア詩集。
目次
グローバル化時代に対応した日本国歌オルタナティブ斉唱(黙読不可)
屁威性癌年一月八日
南アフリカ共和国における名誉白人による市場至上主義宣言
天安門合唱団
マネキンのまね
民主的ミンミンゼミモドキの生態
鼎談’85
広告は地球を救う
たぬきのいろいろ
「構造改革」パラノイア打倒のためのアジプロ詩〔ほか〕
著者等紹介
安里健[アサトケン]
1969年東京生れ。法政大学卒業。「三面記事」他で第21回新日本文学賞。第一詩集『現代御伽噺』(潮流出版)。革命パンフ『共産主義神髄』(私家版)。会社員
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