内容説明
本書は、約六十年前の太平洋戦争で日本人とマレーシア(マレー)人が体験したことは何であったか、なぜ、戦争被害者の怒りが収まらないのか、また、日本が惹き起こしたこの戦争がマレーシアの人たちの運命にどのような影響を与えたのか、双方の側に立って描くことに努めた。
目次
第1章 日本軍のマラヤ侵入
第2章 日本軍の占領
第3章 日本兵と日本人
第4章 マレーシア人から見た太平洋戦争
第5章 マレーシア人の戦後
第6章 マレーシア人の心
著者等紹介
渡辺正俊[ワタナベマサトシ]
1933年山梨県甲府市生まれ。早稲田大学教育学部社会科卒。県立石和高校、県立甲府南高校、県立富士河口湖高校等勤務。1984年度文部省日本政府マラヤ大学派遣教師。県教育委員会、県立塩山高校長、学校法人山梨学院法人本部等勤務
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