実録 自己破産裁判―会社役員全員の個人自己破産裁判の全貌を語る

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 252p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784434024764
  • NDC分類 327.36
  • Cコード C0093

内容説明

社員や身内が債務返済に奔走する最中、突然会社役員全員が自己破産申請し、忽然と姿を消した。「はい、自己破産しました」と本人はそれで済むかもしれないが、世間に多大な迷惑を掛けていることを忘れないで欲しい。益々増えるという倒産や自己破産で、国の借金は嵩むばかり。大人のエゴで後世に大変なツケを押しつけるのは正気の沙汰ではない。ずさんな会社経営の裏の裏、弁護士に頼らず立ち向かった裁判の幕の内を赤裸々に描く。

目次

第1章 会社の衰勢
第2章 実態が見えない3年間の空白
第3章 会社変革への挑戦
第4章 会社管工の新しい船出と挫折
第5章 社運をかけた航行(6カ月)
第6章 会社管工船の座礁
第7章 自己破産への逃亡と追跡
第8章 裁判の準備書面の作成および受理
第9章 免責裁判
第10章 社会更生のはずの幸吉夫婦

著者等紹介

大門正蔵[ダイモンショウゾウ]
1944年福岡県北九州市生れ。1963年福岡県立戸畑工業高校を卒業して、某住宅設備機器会社に入社。1971年会社勤めの傍ら同族会社設立。某会社および同族会社で、水商売、製造、経理、IT推進とさまざまな仕事を経験。1984年2年半がかりで56坪(7LDK)の自宅を自分で建てる。1999年某住宅設備機器会社を退職、現在同族会社の役員を務めながら、ボランティア活動と執筆活動などをしている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。