内容説明
賢治が星空から紡ぎ出した「銀河鉄道の夜」は、壮大な物語の序盤にすぎなかったのだ。本書では、理論とファンタジーの融合という視点から、「銀河鉄道の夜」に綴られた本当のメッセージをひもとく。
目次
第1章 ケンタウル祭の夜
第2章 天気輪の柱
第3章 銀河ステーション
第4章 北十字とプリオシン海岸
第5章 鳥を捕る人
第6章 ジョバンニの切符
第7章 午后の授業
第8章 活版所
第9章 家
第10章 「銀河鉄道の夜」とギリシア神話
著者等紹介
増田利幸[マスダトシユキ]
1969年埼玉県生まれ。東京都立大学卒業
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