内容説明
著者は、「ワールド・ボクシング」誌に80年代を通じて、「世界のトップボクサー技術分析」と題したコラムを書き続けた。この10年間は、偏執的といえるほどビデオを見て、各選手の長所、短所を綿密に観察した。そのビデオ観察記をまとめたのが本書である。
目次
シュガー・レイ・レナード―レナードはボクシング技術の革命児だ
アレクシス・アルゲリョ―アルゲリョは技術の粋を追求する放浪者だ
サルバドル・サンチェス―サンチェスは未完のカウンターパンチャーだった
マービン・ハグラー―ハグラーは驚異的なサウスポーだ
アーロン・プライアー―プライアーは八方破れの荒鷲だ
マイケル・スピンクス―スピンクスは強打のスロースターターだ
ジェフ・チャンドラー―チャンドラーは成長中の“揺さぶり屋だ”
ウィルフレド・ゴメス―ゴメスはカムバック中の“バズーカ砲”だ
ルペ・ピントール―ピントールは“飢え”を失わぬファイターだ
ヘクター・カマチョ―カマチョのスピードはまるで閃光だ〔ほか〕
著者等紹介
ジョー小泉[ジョーコイズミ]
1947年、神戸市生まれ。年少時よりボクシングに携わり、17歳のときから米国『RING』誌の東洋地区通信員を務める。また、トレーナー、セコンド、カットマンとして中島成雄、渡辺二郎、ガンボア小泉などの世界戦にも貢献。現在、マッチメーカー、評論家、テレビ解説者、ボクシング関連のビデオ・書籍を扱うリング・ジャパン社長
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