内容説明
日本のプロ野球にも魔球を操る投手は存在した。魔球の高速度撮影に成功。
目次
第1章 魔球発見
第2章 魔球の痕跡
第3章 魔球の証明
第4章 魔球の使い手
第5章 魔球の投げ方
著者等紹介
手塚一志[テズカカズシ]
パフォーマンス・コーディネーター。徳島・池田高校卒業後、大阪体育大学、筑波大学大学院、東京大学大学院でスポーツ科学を専攻し、日本ハム・ファイターズ、福岡ダイエーホークス、オリックス・ブルーウェーブでコンディショニングコーチを歴任。現在は、東京西麻布に事務所を開設し、野球選手を中心としてゴルフ、ラグビーなどのスポーツ選手の指導(パフォーマンス・コーディネート)を行う。また、持論の「ダブルスピン運動原理」を元にテレビや雑誌などのメディアで野球選手の動作解説等で活躍する傍ら、近年は執筆活動にも力をそそぐなど、その活動は多岐にわたる
姫野龍太郎[ヒメノリュウタロウ]
工学博士。1955年生まれ、京都大学工学部卒業後、同大学院修士課程に進学。その後日産自動車に就職。主に車の空気力学の研究に従事し、フェアレディーZなどの空力解析も行った。1997年から理化学研究所に移り、現在、情報環境室室長、埼玉大学大学院客員助教授。野球の変化球の解析と、人体の血流シミュレーションが現在の主要な研究テーマ。この本に出てくる望月博士らと共に、ジャイロボールの投球フォームとボールの作る流れの解析で、2000年日経サイエンス主催コンピュータビジュアリゼーションコンテスト最優秀賞を受賞した。他にも、日本機械学会や可視化情報学会などから受賞
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