内容説明
思想・教育・文学・芸術・技術など、２０世紀の信州に大いなる足跡をのこした人物やその周辺の人々から新時代の指針を得る。
目次
県歌「信濃の国」作詞者・浅井洌―信州は一つ 感動の大合唱
非戦を唱えた木下尚江の激烈な半生―純白なる民主主義の絶叫！
松本城この百年の知られざるエピソード―傾く天守、市民が守った城
山本茂実の『松本五十連隊』と生き残り隊員―語り継ぎたいわが“青春の墓標”
特攻隊員・上原良司の青春―自由は最後において勝つ
清沢洌のリベラルな思想―この世界から戦争をなくすため、僕の一生を捧ぐ
純愛を貫いた彫刻家・碌山と相馬家の人々―愛は芸術なり相克は美なり
北杜夫ら旧制松高群像―恋人よ／この世に物理学とか言ふものがあるとは…
信州白樺教師の挫折と事件秘話―あの愛の教師たちを忘れない
上高地～北アルプス今昔物語―それは二人の出会いから始まった〔ほか〕
