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内容説明
戦中・戦後を生き抜いた沖縄のオバァ・オジィの生活史、自然と人間が共生する暮らし。地域にあるかけがえのない宝物=自然や暮らしが基地や開発によって今、壊されようとしている。子や孫の世代に引き継ぐべきものは何か―時代を懸命に生き、たたかう人びとを描く渾身のルポルタージュ。週刊金曜日ルポルタージュ大賞報告文学賞受賞作品収録。
目次
第1部 戦中・戦後を生き抜いたやんばるのオバァ・オジィ(人間は働いて農業して食べるのが本当よ;女が一人で生きていくためには;貧乏でも正しいことをやったほうがいい;食べるものもなく子どもたちは死んでいく ほか)
第2部 やんばるの自然が危ない!(沖縄・やんばるの自然を林道が壊す;奥間川讃歌;羽地大川は死んだ;米軍・ヘリパッド建設に反対する! ほか)
著者等紹介
浦島悦子[ウラシマエツコ]
1948年鹿児島県川内市生まれ。1971年九州大学文学部哲学科卒業。1991年「闇のかなたへ」で新沖縄文学賞佳作受賞。1998年「羽地大川は死んだ」で週刊金曜日ルポルタージュ大賞報告文学賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。