内容説明
竹、梅、椿、枝。‘いけばな’を知り尽くした作家が繰り広げる美しくもあり、力強くもある花の世界。大がかりな舞台装飾、ホテルの空間装飾、ウインドウディスプレイなどの力作３０点あまりを収録。オールカラー。
著者等紹介
竹中麗湖［タケナカレイコ］
１９５８年草月流に入門し、２代家元の勅使河原霞氏のもとでいけばなの実力を培う。女性らしい繊細さを持ち合わせながらも、かつスケールの大きい迫力ある作風により、１９８３年には「今後に期待する若手作家」に対して贈られるフランスの“ピエール・カルダン・マキシム賞”を受賞。その後も数々の賞を得て、企業のエントランス、ホテルロビー、コンサート舞台、ＴＶ番組など、広い空間を斬新でダイナミックな表現で彩る一方、ヨーロッパ、アメリカ、東南アジア、南米など、１０か国以上でデモンストレーション・ワークショップを展開、海外との文化交流の一翼を担うなど、世界を舞台に幅広い活動を続ける。２０００年には狂言舞台のインスタレーションを手がけ、日本の伝統芸能との融合をみごとに披露した。草月流師範会理事。草月会本部講師。チーム・メチエ主宰
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
