内容説明
かつてこんな日本人がいた。強い意思をもってアルゼンチンに渡り、ミシオネスの原生林をたくましく切り開き、豊かな人間関係を築き上げた男、帰山徳治。その行動力とひたむきさ、そして家族愛。義父徳治の生涯をたどりながら綴る、アルゼンチンの日本人移住史。
目次
第1章 海外雄飛を目指す
第2章 ミシオネスまでの遠い道のり
第3章 原生林の開拓に挑む
第4章 処女地オベラの新開拓
第5章 日系社会の発展期
おわりに 義父徳治の偉大さ
著者等紹介
帰山利子[カイリヤマトシコ]
1922年1月1日生まれ。静岡県静岡市出身。1938年、父が先に入植していたアルゼンチンのミシオネスに、母とともに移住。1942年、結婚。二男二女の母、孫十人。ミシオネス州オベラ在住
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