内容説明
内観療法は心身ともに健康な人の自己啓発法となる一方で、不登校・家庭内暴力・非行・アルコールや薬物依存・心身症・家庭不和などの心理的トラブルに悩む心理療法として、認められるようになってきている。患者だけでなく家族全員が内観をすることで、バラバラの家庭が幸せな家庭となるのは、著者たちの工夫努力のたまもの。心理療法に新しく投じた一石である。
目次
第1章 内観の基本と私たちの医療機関での特徴
第2章 家族内観で幸せな家庭を
第3章 医療機関における内観のさまざまなケース
第4章 母さんこっち向いて
第5章 心の受け皿・看護婦の役割
著者等紹介
上野みゆき[ウエノミユキ]
1936北海道十勝に生まれる。1960江別市立高等看護学院卒業。1960北海道立紋別病院看護婦。1974遠軽医師会立看護高等専修学校専任職員。1991医療法人耕仁会札幌太田病院内観但当看護婦。1992より医療法人耕仁会札幌太田病院副総婦長。現在に至る。日本内観学会運営委員。家族療法学会会員
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