内容説明
本書は著者が日本大学芸術学部での講義をまとめて置こうと、年に二回の紀要に書き続けて来たのをまとめたものです。
目次
映画における物語構造の形態学 序論
ヨーロッパにおける映画産業助成方策の調査研究
日本映画における物語構造について―英雄豪傑の時代から風俗のドラマへ
日本映画の物語構造における外国映画の影響
映画の物語構造におけるキャラクターの役割の考察
映画の物語構造における舞台芸術の影響について
映画における演出のスタイルについて
資料・松竹撮影所における歴史的個人的体験
映画における実録と物語構造との乖離について
映画の物語構造における都市の役割について
映画における複製と表現
映画における意味の負担について
映画におけるコンティニュイティの詩学