内容説明
ヘーゲンの存在なくして今日のプロゴルフの繁栄を語ることは出来ない。本書は米国ゴルフ黎明期の1910~30年代に“プロの中のキング”として君臨し、100万ドル以上を稼ぎ出し、そのすべてを使い切ってしまった稀代のプロゴルファーの、男のロマン溢れる一代記の初の完訳である。
目次
第1部 ティー(キャディー;プロ選手;ブルックライン―一九一三年 ほか)
第2部 フェアウェイ(全英オープン―一九二二年;ジョー・カークウッドとの巡回旅行;フロリダの急発展 ほか)
第3部 グリーン(フックとスライス;競争相手;ガスパリラ・オープン―一九三五年 ほか)
著者等紹介
ヘーゲン,ウォルター[ヘーゲン,ウォルター][Hagen,Walter]
1892年、ニューヨーク州に生まれ、1969年に没す。米国のゴルフ草創期に活躍し、キング・オブ・プロと評された名ゴルファーで、プロゴルファーの地位向上に貢献し、今日のプロゴルフ発展の礎を築き上げ、ゴルフ殿堂入り。獲得メジャータイトルは、全英オープン4回、全米オープン2回、全米プロ5回の合計11回で、ジャック・ニクラウスの18回、タイガー・ウッズの12回に次いで3位である
大澤昭一郎[オオサワショウイチロウ]
1940年、東京生まれ。明治大学商学部卒業。外資系商社に勤務後シャープ株式会社へ転職。趣味で始めたゴルフを通じゴルフ史家の故摂津茂和氏の知遇を得て、ゴルフ・コレクターズ・ソサエティ(本部・米国)に入会し、本格的にゴルフ書の収集を始める。また摂津氏の勧めでエッセイを書き始め、定年退職後はゴルフ草創期の英米ゴルファーの伝記を翻訳。現在、日本ゴルフ学会に所属し、JGA個人会員、湯河原CC、札幌芙蓉CC、ニッソーCC正会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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