内容説明
躾ようとする発想からは子どもと生きる喜びは生まれない。少年犯罪の弁護士として、全国子ども劇場センターの顧問として子ども達を見守り続けてきた著者が語る新しい子ども観。
目次
プロローグ おとなと子どもの関係は今のままでいいのか
1 子どもの社会的価値を認めることができるか
2 命がけの子どもの声を聞いたとき
3 未熟なおとな、失望する子ども達
4 誰も語らなかった子どもの可能性―人間として生きることにのみこだわる「子どもの感性」を21世紀の社会は必要としている
5 新しい子ども観で変わるもの
6 子ども達に芸術体験が必要なのはどうしてか
著者等紹介
村田光男[ムラタミツオ]
弁護士、東京弁護士会所属、同会子どもの人権と少年法に関する特別委員会委員、同委員会学校部会責任者、東京弁護士会高齢者障害者総合支援センター担当員、東京三弁護士会多摩支部高齢者問題部会責任者、同多摩支部少年問題部会責任者、立川市介護保険運営協議会委員、国分寺市介護保険運営協議会委員、高齢者問題研究会責任者、「たちかわの夏音楽祭」組織委員会責任者、特定非営利活動法人子ども劇場全国センター顧問、学校法人啓明学園初中高PTA責任者、他
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