内容説明
本書では、それぞれの論理学の中心課題について論述している。論理学の基本的事項の成立や展開を広範な論理学史の思想的背景の下で理解できるように努めた。特に論理的機能の核心でもある推論のさまざまな形態とその技法の習熟を目的にして、それに関係した多種の問題を掲げた。各節に多くの図、巻末に詳細な論理記号一覧、人名索引、事項索引、参考文献なども掲載した。
目次
第1部 記号論理学(命題論理学;述語論理学;クラス論理学)
第2部 伝統的論理学(名辞と命題;推理)
第3部 帰納論理学(帰納法;科学的探究の論理)
著者等紹介
中島聡[ナカシマサトシ]
1948年大分県に生まれる。1975年広島大学大学院文学研究科博士課程、西洋哲学専攻、単位取得満期退学。現在、岡山理科大学総合情報学部教授。著書に、『知の根源へ』、『論理学演習』、『論理学講義』、『人生観の哲学』、『哲学入門』、『人間と現代』(以上西日本法規出版)、『哲学名著解題』、『西洋哲学の流れ』(以上協同出版)他
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