内容説明
「やれやれ、やっとぬいあがった」。山ねこホテルの主人ボンシイクは、食べすぎてやぶけたあなかを13年13カ月と13時間かかってぬいあげました。そのあいだ、なんにも食べなかったから、くいしんぼのボンシイクのおなかはもうぺこぺこ。「どこへいくかな。ごちそうたべに」。さあ、ボンシイクの大冒険の旅のはじまりです。ナンセンス絵本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
13
なんともスゴいボンシイクのお腹です。人やカバンにとどまらず、船やクジラまで呑み込んでしまうなんて。 スピーディなずっこけナンセンス。 ばかばかしいけれど、とても面白く読みました。 名前のからくりがわかったら、もっと楽しめます。2020/03/30
7petit
5
これが昭和22年に描かれた絵本とは!絵も文章もウィットに富んでいてかなり斬新だったのでしょうね。かなり楽しく読めました。主人公達の名前、読みにくいなぁと思いましたが、読み終わった後で気がつきました(笑)2014/01/29