内容説明
日本社会の活力を高め経済を躍動させるためには、民事再生法の正しい理解と使い方が求められる。多くのビジネス案件を手掛けた弁護士が法の意義をアメリカとの比較で説き明かす。
目次
第1部 常識革命―「支払い困難」になったら申立てを(倒産は、悲惨である必要があるのか;民事再生法で空白は埋まるか;大企業と民事再生法;民事再生法―申立てから開始決定までの手続きは?)
第2部 お上意識の改革―監督主義から当事者主義へ(民事再生法の監督主義;プロフェッショナルの応援を得なければ)
第3部 ダイナミックな再建をめざして(再建に向けてのダイナミックなプロセス;企業再生とM&A;債権譲渡の活用;再生計画の認可、そして再生の実現へ)