出版社内容情報
みーちゃんは、今日おとうさんと公園へ行く約束をしています。でも おとうさんは、みーちゃんよりも早く起きられません。みーちゃんみたいにネコと話ができません。おとうさんは、大きいのにできないことがたくさんあるみたいです。三輪車にも乗れないし、宝物を見つけることも、チョウとおどることもできません…。いろんなことができるようになる時期の女の子が、おとうさんと比べながら、自分の成長を確かめていくお話です。
ひがしちから[ヒガシチカラ]
著・文・その他
内容説明
ちいさいけれどいろいろできるみーちゃん。おおきいのになんにもできないおとうさん。きょうはふたりでこうえんへいきます。
著者等紹介
ひがしちから[ヒガシチカラ]
1972年、大分県生まれ。筑波大学芸術専門学群視覚伝達デザイン科卒業。2006年に『えんふねにのって』(ビリケン出版)で、絵本作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
25
これはね~、母娘で読んだんですけど、父娘でよんだほうが盛り上がるかもしれませんねえ。いやあいいですよ!2017/10/30
魚京童!
22
どの世界で生きてるかだな。視点による。しょうがないよね。できることを伸ばすことは可能だけど、同じことできないなら、やめたら?っていう誰かが必要になる。できないことを努力するより、できることを伸ばした方がいい。できることがない人はどうすればいいんだろうね?酒浸りで、人生諦めて、プリウスレンタルして突っ込むしかないのかな。難しいよね。能力主義って。すべて能力になってる。余裕がなくなってる。多様性の保護ができない。そんな余裕がない。それがすごいやばいと思う。万一に備えられない。できる人間で回すしかなくなってる。2019/06/07
ひほ
17
今日は父の日。おとうさんはいろんなことができないけど、みーちゃんはお父さんがだーいすき。2023/06/18
そうさん
17
4歳9ヶ月。なんにもできないって、ダメなおとうさんの話だとばかり私も思っていたが、ダメじゃなくて、子どもとしっかり遊ぶ、素敵なおとうさんの話だと思った。ほのぼのするお話。2019/05/02
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
14
お父さんに出来なくて、みーちゃんに出来ることはたくさんあるんです。ネコとお話したり、三輪車に乗ったりetc…。肩車も出来ない、に?と思ったら、なるほどみーちゃんの上には乗れないですものね(笑) おとうさんとみーちゃんの温かい関係がほほえましいです。2021/06/29
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- 和書
- 唐長安大明宮 〈下巻〉