出版社内容情報
これまでのモノやカネが利益に起因する産業構造から、ITやサービス等、ヒトのノウハウやアイデアが利益の源泉となる産業の台頭により多様化し、企業価値のヒトへの比重は大きくなっています。ESG投資が注目され、いまや人的資本は投資判断においてなくてはならない情報です。今年から、人的資本の情報開示も義務化されています。
本書は、人的資本をとらえた新しい企業経営をサステナビリティ、人事の専門家による考察を加えて解説するものです。そのうえで、財務・非財務情報を包括的に捉え、企業価値を高める取組みと効果的に可視化する実務に触れています。オムロン、サイバーエージェント、東京海上、日立製作所など、先進企業へのインタビュー記事とともに、取組事例とリーダーの生の声をも紹介した実践的な1冊です。
内容説明
新しい企業経営をサステナビリティ、人事の専門家による考察を加えて解説。オムロン、サイバーエージェント、東京海上、日立製作所など先進企業の取組事例をリーダー達の声とともに紹介!財務・非財務情報を包括的に捉え、企業価値を高める取組みと効果的に可視化する実務に触れた一冊。
目次
第1章 人的資本に関する開示の動向
第2章 企業戦略と人材戦略の連動性をひもとく
第3章 人的資本経営を進める先進企業の取り組み事例
第4章 資本市場からみた人的資本の捉え方
第5章 無形資産の可視化と企業価値の算出
第6章 開示のための内部統制構築と第三者保証