出版社内容情報
中小企業のM&Aにおいて「相手企業をどう見るか」「相手企業からどう見られているか」という視点を切り口に、相手企業の調査方法や自社の強みを可視化する方法などを取り上げ、M&Aを検討・推進するにあたって成否に直結するポイントを多角的な視点から解説。
【目次】
第1部 中小M&A成功への第一歩─「相手を見る力」を養う
第1章 中小M&Aを俯瞰する─全体像をつかむ視点
1 M&A巧者になるための第一歩
2 M&Aの形態別で考える─検討のきっかけ・目的・着目点
3 地域を俯瞰的に見る支援機関の果たす役割
4 M&Aを実行することだけが成功とは限らない
第2章 良きパートナーに出会うための視点
1 中小M&Aに向けた事前準備─良き相談相手を得る
2 より良い “売り手” を見つけてくれる第三者の選び方
3 より良い “買い手” を見つけてくれる第三者の選び方
4 M&Aに第三者を入れるべきか、入れなくても可能か
5 相手企業に「妥協してよい点」と「譲ってはならない点」
第3章 スコープを通して相手を知る─買い手と売り手の相互理解
1 企業の第一印象はウェブに宿る─サイトとSNSが語る「らしさ」
2 経営者の存在がM&Aの成否を左右する
3 売り手の評価軸を整理する─ “コア・マスト・ニーズ・ノーマーク” の4視点
4 買い手は「売り手探し」から始めてはいけない
5 売り手に対する見方の失敗事例から学ぶ回避策
6 買い手の背景から読み解く─M&Aを選ぶ理由とその見方
7 不採算企業を再生へ導く─磨く力を持つ買い手になる
8 統合をチャンスに変える─買い手の工夫と成長への歩み
9 売り手が託したくなる「買い手」とは何か
10 「違い」に気づく力が、M&Aの未来を左右する
11 ステップで変わる「相手の見方・見られ方」
─M&Aは “融合” のプロセス
第4章 自分を映す「鏡」を持つ─M&Aに備えるセルフチェック
1 まず、自社を見つめる─M&Aの前にすべき問いかけ
2 売り手の “見える化” ─企業プロフィールと設計図を描く
3 第三者の声が気づきを生む─M&Aの有用性に目を向ける
4 売り手によるM&A実施要否のセルフチェック
第5章 第三者として選ばれるための視点
1 M&Aの芽を見つける目─買い手側からの兆候と可能性
2 M&Aの兆しを見抜く目─売り手に寄り添う金融機関と顧問の役割
3 第三者が紹介したくなる買い手の条件
4 選ばれるには理由がある─仲介者・金融機関のリアルな視線
5 士業によるM&A支援の違いと税理士との上手な付き合い方
6 公認会計士との上手な付き合い方とM&A支援
内容説明
中小企業のM&Aに役立つヒントが満載!
目次
第1部 中小M&A成功への第一歩―「相手を見る力」を養う(中小M&Aを俯瞰する―全体像をつかむ視点;良きパートナーに出会うための視点;スコープを通して相手を知る―買い手と売り手の相互理解;自分を映す「鏡」を持つ―M&Aに備えるセルフチェック;第三者として選ばれるための視点)
第2部 中小M&A成功への実践―「見せ方・交渉力」を磨く(成功に導く財務の視点;M&A調査で問われる意外な視点;制度対応力を養う視点―中小M&Aに求められること;有事に備える視点―コロナ禍の教訓を次へ活かす)
著者等紹介
荻窪輝明[オギクボテルアキ]
公認会計士、税理士、日本証券アナリスト協会認定アナリスト、CFP認定者、経営学修士(専門職)。荻窪公認会計士事務所代表、太陽グラントソントン税理士法人ディレクター。東京都出身。立命館大学法学部卒業、神戸大学大学院経営学研究科専門職学位課程修了。日本公認会計士協会実務補習カリキュラム・教材検討会会計分科会委員(現在)。神戸大学非常勤講師(現在)、関西学院大学非常勤講師(現在)。びわ湖放送のTV番組「滋賀経済NOW」にレギュラー出演中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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