内容説明
国税局査察部から金融庁検査局まで、調査のすべてを知り尽くした元税務署長による迫真の国税本。
目次
第1幕 組織(国税庁の組織;人事;予算と定員 ほか)
第2幕 調査の実態(調査の現状;選定;事前準備 ほか)
第3幕 今後の動向(国際課税;資料情報;加算税 ほか)
参考資料
著者等紹介
小倉敏郎[オグラトシロウ]
昭和32年生まれ。兵庫県宍粟市出身。昭和51年4月大阪国税局採用(税務大学校普通科36期)。平成元年7月大阪国税局直税部資料調査課。平成7年7月大阪国税局課税第二部法人課税課。平成12年7月金融庁検査局。平成14年7月大阪国税局課税第二部資料調査課。平成18年7月預金保険機構大阪業務部。平成28年7月大阪国税局査察部。平成29年7月芦屋税務署長。平成30年8月税理士登録。平成30年10月経営革新等支援機関認定(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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数太郎
0
国税全般に関する「舞台裏」が克明に描かれている。 筆者は普通科36期から金融庁出向等を経て、芦屋税務署長まで登りつめた国税マン。コラムに色々な情報が詰め込まれておりとても興味深いが、守秘義務等の観点からオブラートがかかった記述で、解読するにはかなりの知識が必要か。2024/06/23
sho
0
「調査」とは書いてあるが、国税に関する組織の内情や制度、慣習などがまとめられた内容で、国税局や税務署に対する理解が深まった。ただ、多数記載されていたコラムについては、いまいち趣旨の分からない経験談やOB目線での意見などが多かったので、適宜コラムは読み飛ばしながら読むことをおすすめしたい。2022/01/10