内容説明
否認リスクが懸念される事例について、過去の否認対象事例をベースに７０事案ピックアップ！一面効果的に見える節税策であっても、そこに潜む他面の税務処理の問題点を指摘しつつ、その悪影響と適正な処理についてＱ＆Ａでわかりやすく解説！
目次
償却資産処理―任意組合を介した節税スキーム
所得調整（国外源泉所得）―シンガポール国外源泉所得の利用
所得調整（国外法人）―社長の息子をシンガポール法人の社長に据えて節税
交際費処理―交際費…社長の海外旅行費用
外国税額控除―租税条約限度税率を超過した外国法人税の外国税額控除
費用計上（前払家賃）―翌年の家賃前払い
利益圧縮（保険加入）―期末に社長を被保険者として年払いの生命保険に加入
収益計上（助成金）―国等からの助成金の収益計上
退職金処理―社長退任と退職金
特別償却（経営支援税制）―経営改善設備の取得と特別償却〔ほか〕
著者等紹介
安藤孝夫［アンドウタカオ］
１９９３年～２００５年東京国税局調査部（主査・総括主査）。２００６年～２０１１年西新井・芝・豊島特別国税調査官（法人調査担当）。２０１２年７月退職、同年８月税理士登録
野田扇三郎［ノダセンザブロウ］
１９８９年～１９９６年東京国税局調査部（主査・国際専門官・調査総括課課長補佐）。２００２年税務大学校研究部教授。２００４年東京国税局調査第一部・特別国税調査官。２００５年東京国税局調査第二部・統括国税調査官。２００６年東京国税局調査第二部調査総括課長。２００７年葛飾税務署長。２００９年７月退職、同年８月税理士登録
山内利文［ヤマウチトシフミ］
１９８９年～２００５年東京国税局調査部（主査・総括主査）芝・麹町税務署。２００６年～２００９年芝・船橋・足立特別国税調査官（法人調査担当）。２００９年７月退職、同年８月税理士登録（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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