内容説明
本書は、M&Aの判断基準としての企業価値の評価方法を中心に解説することを目的とし、企業経営者、投資家、債権者、消費者、従業員、取引先企業、同業他社、地域社会、政府など企業を取り巻く多くのステークホルダーが、それぞれ独自の立場から企業評価を行っている。また、本書では、固定資産の減損会計や無形資産並びに企業再編成の評価等についても詳細に解説している。
目次
はじめに
企業価値の概念
企業評価の事前準備
企業価値の評価方法
インカムアプローチ
マーケットアプローチ
コストアプローチ
無形資産の評価
コントロールプレミアム/マイノリティディスカウント/非流動性ディスカウント
商法上の企業再編法規と企業評価
わが国の減損会計における固定資産評価
リアルオプション(最新の評価手法)〕
著者等紹介
枡谷克悦[マスヤカツエツ]
1948年生まれ。昭和46年3月東北大学経済学部卒業、同年4月外務省入省、昭和47年4月総理府転属、昭和49年10月等松青木監査法人(現、監査法人トーマツ)入所、以後、平成4年まで監査部門勤務、その間、米国シアトル市、英国ロンドン市のデロイト・トウシュ会計事務所に各4年間出向、多くのM&A案件にも携わる。平成5年よりコーポレートファイナンス部門に転属、デューデリジェンス、企業評価、M&Aアドバイザリー業務を担当、現在に至る
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