内容説明
企業を取り巻く会計環境が大きく変わってきた。会計ビッグバンによる税効果会計の導入、税制の公平制・中立性を目指した企業組織再編税制の導入があり、圧縮記帳制度についてもそれらの影響を受けている。また、租税特別措置法で認められている圧縮記帳制度においては、租税政策目的から圧縮記帳制度に関する変更があった。そこで、「Q&A圧縮記帳の税務と会計」にこれらの内容を盛り込んだ改訂版を刊行する。
目次
第1編 法人所得の課税繰延べ(課税繰延べと経営戦略;圧縮記帳と会計理論・商法・税法;圧縮記帳の実務;圧縮記帳と税効果会計;企業組織再編税制と圧縮記帳)
第2編 資産受贈取引の圧縮記帳(国庫補助金等の圧縮記帳;工事負担金の圧縮記帳;保険金等の圧縮記帳)
第3編 資産譲渡取引の圧縮記帳(交換の場合の圧縮記帳;収用等・換地等の場合の圧縮記帳;特定の資産の買換えの場合等の圧縮記帳)
著者等紹介
中津幸信[ナカツユキノブ]
昭和49年早稲田大学第一政治経済学部卒業、監査法人朝日会計社入社。昭和61年中津公認会計士・税理士事務所開設。平成8年監査法人アイ・ピー・オー代表社員、現在に至る
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