内容説明
相続税や贈与税の申告に当たっては、課税対象となるあらゆる財産を評価する必要がありますが、その評価方法については、土地の評価と並んで、株式の評価に関する問い合わせが多いようです。このため、相続税及び贈与税の申告に当たっての株式の評価方法を「財産評価基本通達」に定め、取扱いの統一を図るとともに、納税者等の利便に供しています。本書では、この「財産評価基本通達」に定められた株式の評価方法のうち、特に難解といわれる「取引相場のない株式」の評価方法を中心に、できるだけ理解しやすく編集し、平易な解説に努めています。
目次
第1編 株式等の評価のあらまし(株式の評価;株式に関する権利及び出資の評価;公社債等の評価)
第2編 設例による評価明細書等の書き方(上場株式;気配相場等のある株式;取引相場のない株式)
第3編 評価演習(大会社の株式の評価;株式保有特定会社の株式の評価;土地保有特定会社の株式の評価 ほか)
著者等紹介
金光静夫[カネミツシズオ]
現在、大阪国税局課税第一部資産評価官
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