内容説明
神経行動学の入門書。幅広い神経行動学の分野を歴史的展開も含めて解説。
目次
1 序章
2 動物行動の研究:その歴史
3 行動神経生物学の実験手法と概念
4 空間的定位と感覚による誘導
5 運動出力の神経制御
オタマジャクシの遊泳
6 感覚情報の神経処理
7 感覚運動統合:弱電魚Eigenmanniaの妨害回避反応
8 神経修飾作用:行動の動機づけによる変化
9 大規模ナビゲーション:移動と帰巣
10 コミュニケーション:コオロギの歌の神経行動学
11 学習と記憶の細胞機構
著者等紹介
ツーパンク,ギュンター・K.H.[ツーパンク,ギュンターK.H.][Zupanc,G¨unther K.H.]
ドイツ・ブレーメン国際大学の神経生物学の正教授。ドイツ・レーゲンスブルク大学の生物学と物理学を卒業した後、カリフォルニア大学サンディエゴ校のバルター・ハイリーゲンベルク研究室で神経科学の大学院生となり、1990年にPh.D.の学位を取得した。続いて、カリフォルニア州ラホヤのスクリプス海洋研究所の生物学研究者となり、ドイツ・チュービンゲンのマックス・プランク発生生物学研究所のグループ長、そしてイギリス・マンチェスター大学の教員を務めた。また、カナダ・オタワ大学の客員教授の他、サンディエゴのソーク研究所、シカゴ大学、およびゼービーゼンのマックス・プランク行動生理学研究所の客員研究員、そしてチュービンゲン大学の連携教員を歴任。アメリカ合衆国とヨーロッパで、何百人もの学部生、大学院生に対して行動の神経生物学の講義と実習を行ってきた。研究と科学の啓蒙活動に対して、幾多の賞が贈られている。硬骨魚類の行動と神経可塑性の基盤にある細胞レベルの仕組みの解明に焦点を当てて研究している
山元大輔[ヤマモトダイスケ]
1954年東京都杉並区生まれ。1980年東京農工大学大学院農学研究科修士課程修了。1980年‐1999年(株)三菱化成(後に化学と改称)生命科学研究所研究員。1981年‐1983年米国ノースウエスタン大学医学部博士研究員(兼)。1981年理学博士(北海道大学)。1999年‐2005年早稲田大学教授(人間化学部及び理工学部)。2005年‐現在、東北大学大学院生命科学研究科、理学部生物学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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