闘いの世紀を生きた数学者〈下〉―ローラン・シュヴァルツ自伝

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  • サイズ B6判/ページ数 329p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784431712336
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C3041

内容説明

1947年にトロツキー主義から離れたシュヴァルツは、水を得た魚のように、党派にとらわれない戦いの中心となってゆく。1959年エコール・ポリテクニークの教授になるやいなや、この最高学府の教育改革にのりだす。一方アルジェリア戦争中は、植民地解放闘争を支持し、フランス政府による拷問を糾弾。1963年頃からはベトナム解放戦線勝利のための運動に専念する。そしてソ連によるアフガニスタン侵略への抗議運動、反体制思想のために囚われた数学者の救出運動にも果敢に挑む。数学者シュヴァルツの命を懸けた真剣な闘いの年月が克明に活写され、読む者を惹きつける。

目次

第2部 科学の陽光の下で(エコール・ポリテクニークの改革)
第3部 政治闘争の最中で(アルジェリアとの関わり;独立ベトナムのために;遙かなるアフガニスタン戦争;数学者委員会)

著者等紹介

シュヴァルツ,ローラン[シュヴァルツ,ローラン][Schwartz,Laurent]
1915年3月5日パリに生まれる。1943年ストラスブール大学にて博士号取得。1950年フィールズ賞受賞。1953年~1959年パリ大学教授。1959~1980年エコール・ポリテクニーク教授。1980年~1983年パリ第7大学教授。1972年よりフランス科学アカデミー会員。2002年7月4日歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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