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非線型光学の基礎

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  • サイズ A5判/ページ数 303p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784431712251
  • NDC分類 425
  • Cコード C3042

内容説明

近年、非線型物理現象の理解は大幅な進展を示している。非線型物理は、現代物理学の最も重要で基礎的な一分野であり、そのエッセンスを理想的な非線型物理現象が見られる非線型光学から学ぶことができる。本書は、カリフォルニア大学アーバイン校における講義をもとにしており、古典的な電磁気学の教科書と専門的な非線型光学の教科書との間の橋渡しをすることを意図している。理論的な解説に偏らず、光学媒質となる物質に基づいた記述が随所に見られ、レーザー、非線型物理学、オプトエレクトロニクス、光学、分光学、量子光学、光物性、光化学を学ぼうとする学生に好適の教科書である。

目次

第1章 序論
第2章 物質の線型誘電応答
第3章 物質の非線形誘電応答
第4章 非線型波動の相互作用の基本原理:第二高調波発生と四光波混合
第5章 物質による光の非弾性散乱:誘導ラマン散乱と誘導ブリュアン散乱
第6章 原子の共鳴に近い場との相互作用:自己誘導透過
第7章 1次元波動の伝播における自己相互作用効果:光ファイバーと周期的構造中のソリトン
第8章 表面・界面における非線型光学的相互作用
第9章 磁性体中での光学相互作用
第10章 カオス
付録

著者等紹介

小林孝嘉[コバヤシタカヨシ]
1967年東京大学理学部物理学科卒業。1972年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了(理学博士)。理化学研究所研究員、東京大学理学部物理学科助教授、教授を経て、2006年電気通信大学量子・物質工学専攻・レーザー新世代研究センター特任教授。日本化学会学術賞、アメリカ光学会フェロー、日本分光学会賞、国際時間分解振動分光学会賞、松尾財団学術賞などを受賞。専門:量子エレクトロニクス・量子情報、超短パルスレーザー・超高速現象(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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