内容説明
本書は、プログラミング経験の無い読者向けに、Rとは何か、何ができるのか、なぜRでプログラミングなのか、から説きおこし、そしてRではどのように実現するのかを、具体例を挙げつつ詳細に解説しているテキストである。Rのインストール方法から起動、操作方法から始め、Rの基礎的な仕様の説明をすることに重点をおき、本書前半はRのプログラミング言語としての基礎がしっかりと身につくように構成されている。後半では、統計解析やグラフィックス作成の機能のほか、データベースへのアクセスやC言語などとの連携方法、さらには独自パッケージの作成方法まで、Rを自由に使いこなすための高度な話題も取り上げられているので、中級ユーザーにも有益な参考書となっている。
目次
第1章 Rとは何か
第2章 基礎の習得
第3章 データの入力と出力
第4章 R言語の詳細
第5章 効率的なプログラミング
第6章 オブジェクト指向プログラミング
第7章 Rによる統計解析
第8章 グラフィックス
第9章 拡張
第10章 パッケージ
付録
著者等紹介
石田基広[イシダモトヒロ]
徳島大学総合科学部助教授。専門は計算言語学、応用統計学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Józef Klemens Piłsudski
3
Rの基本的な文法をこれで覚えて、より応用的な使用法は 『S-PLUSによる統計解析』 http://book.akahoshitakuya.com/b/443110075X 等で覚えました。2013/12/05
MY Library
0
Rの具体的な使用方法を1つ1つ学ぶというよりは、もう少し体系的な理解の上にRを使いたい人が読む本か。内容はもう古くなっているかもしれない。2013/09/19
horihorio
0
対象読者は、他の言語の経験があるけどRは初めて、というところ。統計数理の理論ではなく、プログラム言語としてのRに焦点を当てた書籍。 全くのプログラム初心者にはオススメ出来ない。逆に、経験がある方には大変参考になる。特にOOP周りの解説は、私が他での説明に流用している。2012/03/05
akagi_paon
0
★★★★★ R使いが最初に読むべき本。2012/02/13
sue
0
ざっと流し読み。あとは必要ベースで参照する。オブジェクト指向、遅延評価、ソースコードの可読性とかまで踏み込んで説明しているのはすばらしいことだと思う2009/09/08