シュプリンガー現代理論物理学シリーズ
格子上の場の理論

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  • サイズ A5判/ページ数 321p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784431711728
  • NDC分類 421.3
  • Cコード C3042

内容説明

本書は格子上の場の理論に関する基礎的な教科書である。第1部は、格子理論の定義から始まってその基礎的な概念や特徴を解説する。第2部は格子QCDの数値計算の実践編として「モンテカルロ法によるハドロン質量の計算」を解説する。付録では、本文中で読みやすさ、理解の容易さのために触れられなかったが重要な点の幾つかをまとめて載せた。

目次

第1部 格子理論:基礎編(格子上の場の理論とは?;格子上の場の理論の連続極限;繰り込み群と連続極限;格子上のゲージ場の理論 ほか)
第2部 実践編:モンテカルロ法によるハドロン質量の計算(基本的な手順;ゲージ場Uの生成(モンテカルロ法)
確率過程とモンテカルロ計算法
クォーク伝搬関数 ほか)

著者等紹介

青木慎也[アオキシンヤ]
1987年3月東京大学理学系大学院(物理学専攻)博士課程修了(理学博士)。1987年4月‐1989年9月日本学術振興会特別研究員(東京大学理学部)。1987年9月‐1989年8月米国ブルックヘブン国立研究所博士研究員。1989年9月‐1991年8月米国ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校博士研究員。1991年8月‐1993年7月筑波大学物理学系助手。1993年7月‐1994年1月同講師。1994年1月‐2001年3月同助教授。2001年4月‐同教授。筑波大学数理物質科学研究科物理学専攻教授。専門は素粒子理論(格子ゲージ理論、格子上のフェルミオン)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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