シュプリンガー数学リーディングス
メジャーリーグの数理科学〈下〉

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  • サイズ A5判/ページ数 224p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784431710172
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C3041

内容説明

打率、出塁率、打点、本塁打数、防御率、得点圏打率、盗塁成功率…新聞やテレビでよく報道されている野球の記録。中には数字が一人歩きしているものもよくある。実力だけでなく、まぐれも起こるのが野球。統計学者でもある著者は、データや記録がいかに正確でも、取り扱い方を間違えるとまことしやかに誤った結論が騙られてしまう危険性に警鐘を鳴らしている。野球に関するデータを独断で解釈しないよう、また数字だけが一人歩きしないよう、さらに偶然のいたずらを実力と混同しないよう、データの裏に潜む真実を探り出すには、どのような考え方が必要なのか。野球と統計学をつなぐさまざまなアイディアを吟味する統計学、データ分析理論の本。

目次

第8章 得点算出のシミュレーションモデル
第9章 盗塁・犠牲バント・敬遠と得点確率
第10章 勝負強さの評価
第11章 予測
第12章 最強チームが優勝したのか?
第13章 ゲーム後のコメント(まとめと復習)

著者等紹介

後藤寿彦[ゴトウトシヒコ]
慶応義塾大学法学部政治学科卒業。前慶応義塾大学野球部監督、前野球日本代表監督。現在、岐阜経済大学客員教授。全日本アマチュア野球連盟強化本部ナショナルチーム強化部会長、全日本アマチュア野球連盟理事、JOC専任コーチ、JOC強化本部委員、学生野球協会評議員。慶応義塾大学および三菱重工野球部選手時代、日本代表チームのメンバーとして数々の海外遠征に参加

加藤貴昭[カトウタカアキ]
慶応義塾大学環境情報学部卒業。慶応義塾大学総合政策学部専任講師。博士(学術)。慶応義塾大学野球部時代は主将を務めた。慶応義塾大学大学院在学中に渡米し、シカゴ・カブスのマイナーリーグにてプレー。専門はスポーツにおける視覚機能
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tad Aob

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賛否両論だろうし、批判もあるだろう。自分は好き。日々の勝敗表にやきもきしたり、お気に入りの選手の成績をチェックしたりというように、これも野球を楽しむ方法のひとつで、こういう楽しみ方ができるというのが野球の素晴らしいところだと思う。2012/07/09

amane

0
「野球の試合は離散的であるため、統計的な分析に向いている」そうです。2010/02/02

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