内容説明
1980年代後半以降、世界的な展開をみせている複雑系経済学および進化経済学。これらの理論に基づく日本の経済システムの形成と今後の展開にあらたな道筋を示す期待の一冊。
目次
第1部 自己組織化と「進化」(複雑系科学革命と自己組織化論;生命関係論(バイオホロニックス)的自己組織化論
進化)
第2部 「日本的システム」の自己組織化ドラマ―「成功」の過去とこれから(「日本的システム」の全体像―参加プレイヤーとその相互補完関係;「日本的システム」の自己組織化と高度成長の創発;「日本的システム」の頽落と今後の展望;デジタルエコノミーと創発的成長)
著者等紹介
富森虔児[トミノモリケンジ]
京都市に生まれる。東京大学大学院理論経済学専攻博士課程満期退学。1997年経済学博士(北海道大学)。1978‐1994年北海道大学教授。1994年桜美林大学教授(北海道大学名誉教授)、現在にいたる。この間、米国ポートランド州立大学客員教授(1981、84、89年)などを兼任
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