内容説明
本書は、進化経済学の制度・組織・技術・システムなどの多様性に注目し、内生的に進化するものとしてそれらを分析・研究した。
目次
第1部 進化経済学の課題と展望(進化経済学の課題;実証分析の方法)
第2部「進化」という方法の遺産(制度と進化論的アプローチ;進化経済学へのハイエクの遺産―脱均衡・自生的定常秩序・局所的適応;進化における定常性)
第3部 進化経済学の諸相(不確実性下での期待形成と仮説の進化―為替相場における期待形成をとおして;経済の揺らぎとフラクタル;市場を理解するために―行為、メカニズム、制度の視点から)