内容説明
有限要素法は、複雑形状への適合性に優れていることを最大の特色とする。CFD(数値流体力学)が多種多様な実用的問題に応用される技術手段として発展しつつある今、きわめて重要な手法である。本書では、有限要素法に基づく流れ解析の基礎的事項からプログラミングの実際にいたるまでを、安定化手法やモデリングの方法、高速計算法などの最新のテクニックとともに解説している。
目次
CFDの現状
有限要素法流れ解析の基礎(ポテンシャル流れ;ナビエ・ストークス流れ)
有限要素法流れ解析プログラミングの実際
有限要素法における風上手法
圧縮性流れ
安定化有限要素法
乱流解析
浅水長波流れ
有限要素分割法とアダプティブ法
流れのシミュレーションとモデリングの進歩