患者になった医師からのメッセージ

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  • サイズ B6判/ページ数 214,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784426655006
  • NDC分類 490.4
  • Cコード C0095

内容説明

内科学は勉強すればわかってくる、患者学は体験しないとわからない。

目次

巻頭インタビュー 医師は「患者学」を学べ 私も病気をして初めて気づいた―日野原重明・聖路加国際病院理事長に聞く
第1章 医師も一度、患者になってみてはどうか(患者をちゃんと抱けていますか―五感を駆使して患部、そして心までを診る;入院環境の悪さには驚いた―若いナースに頭が下がったが…;見えてきた現代医療の問題点―病因、診断、因果関係をめぐって ほか)
第2章 患者の知る権利と情報開示の在り方(先生、看護師さん、心の叫びが聞こえますか?―医療はIC(インフォームド・コンセント)に始まりICに終わる
説明不足が医療不信を招く―医師と患者は二人三脚で病気に向き合う
「情報」なくして「自己決定権」の行使なし―医者任せではなく、自分の命は自分で守る ほか)
第3章 医師だからこそ持てた希望、克服できた病(外科医の夫と息子たちのサポートに感謝―病んでいるのは患者だけでない、家族も病んでいる;肺炎、左足切断、糖尿病、高血圧を乗り越えて―医師としての満足感と患者としての喜びを享受;突然死の危険を乗り越えてタクラマカン砂漠へ―病気をして増幅された「佳き人生かな」 ほか)

著者等紹介

日野原重明[ヒノハラシゲアキ]
1911年、山口県に生まれる。37年、京都帝大医学部卒業後、41年に聖路加国際病院の内科医となり、内科医長、院長代理、院長を経て、現在、聖路加国際病院理事長、同名誉院長、聖路加看護大学理事長、同名誉学長を務める。99年、文化功労者に選ばれている。予防医学の重要性を説き、終末期医療の普及に努め、「患者参加の医療」の徹底を提唱し続ける

村上義雄[ムラカミヨシオ]
フリージャーナリスト。元朝日新聞編集委員。1934年、東京生まれ。NHK記者を経て朝日新聞記者となる。社会部、「朝日ジャーナル」「週刊朝日」などを舞台に「教育・子ども・若者」「福祉・医療」「戦争と平和」など多様なテーマに関しルポを書き続ける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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