内容説明
華やかな王朝の快楽主義から中世の厭世主義へと、性愛感もまた微妙に変遷してきた。「安寧秩序違反」の烙印を押された近現代の発禁本もまた日本の文芸史には重要である。猥褻という名の封印を解き、記紀万葉より累々と綴られてきた艶笑珍籍をあまねく紹介。
目次
上代・中世編(鉄槌伝;宇治拾遺物語;狂雲集 ほか)
近世編(犬筑波集;醒睡笑;きのふはけふの物語 ほか)
近代編(袖と袖;乱れ雲;四季ざくら ほか)
感想・レビュー
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