出版社内容情報
ドラッグストアで買える漢方薬について、「どの漢方薬がいいか」「どのような作用があるか」など、知りたいところがサクッとわかる、
ドラッグストアではたらく登録販売者の方
はもちろん
登録販売者試験に向けて学習中の方、さらには
ドラッグストアで漢方薬を選んで試してみたい人にも役立つ便利な一冊です。
本書では、こまっている症状をたどることで適した漢方処方薬が選べる【漢方薬チャート】を採用。たとえば
イライラする(yes)
→怒れない・抑うつ(yes)
→のどのつかえ感あり(yes)
→半夏厚朴湯
というように、選択肢を2・3回たどればフィットした漢方処方薬に行きつくしくみで、女性特有の症状やメンタル不調など、疾患分野に応じてチャートを掲載しています。チャートでたどりついた漢方処方薬・77種については1薬1ページずつ要点を解説。とくに注意が必要な
●麻黄・甘草・大黄が入っているか
●服用に適した体質は虚弱?中程度?充実?
については、ページの冒頭に大きなマークで表示し、さらに、
●その漢方処方薬のおもな作用
●どういった症状に適しているか
●服用する際の注意点や併用禁忌
など、漢方処方薬の安全な利用に欠かせないポイントを簡潔に整理。店頭でお客様に質問されたとき等、パッと確認するのに便利です。
なお、漢方薬が選ばれやすい代表的な疾患・症状については、東洋医学ではどう解釈されているか、結果どのような薬が選ばれてきたかなどを、豊富なビジュアルと読みやすい文章で解説しています。
さらに、漢方の知識が広がるコンテンツも幅広く収載。
●漢方の歴史と、五臓や気・血・水など東洋医学の基本的な考え方【第1章】
●美しいイラストを配した、生薬の基原植物59種の生薬図鑑【第2章】
●各漢方処方薬にまつわるエピソード(コラム「漢方薬の蘊蓄」)【第3章】
など、漢方の世界の奥深さや、「だいたい茶色」い生薬がもとはどれほど美しいかなども、ページをめくるほどに感じていただけます。
医療へのアクセスが多様化し、よく使われる処方薬がOTC薬としても発売されるなど、セルフメディケーションが推奨される現在、安全で適切な漢方薬えらびにお役立てください。
内容説明
店頭であつかう漢方薬の知りたいところがビジュアルでよくわかる!本書では、ドラッグストアであつかう漢方薬に焦点をあて、登録販売者のみなさんの悩み「けっきょく棚にある漢方薬のどれをお薦めすればいいのか」に直結する情報を、ビジュアル満載でわかりやすく超整理&解説。明日すぐに使える漢方の知識が身につきます!
目次
第1章 東洋医学と漢方の基本(漢方とは;漢方の基本的な考え方 ほか)
第2章 おもな生薬とその薬効(赤芽柏/アロエ;延胡索/黄耆 ほか)
第3章 症状別よく処方される漢方薬(感冒(かぜ)
鎮痛 ほか)
第4章 接客のポイント(接客の基本を知っておく;情報収集はお客様との会話から ほか)
著者等紹介
能勢充彦[ノセミツヒコ]
名城大学薬学部教授。名古屋市立大学大学院薬学研究科修了。薬学博士。同大助手、同大学院薬学研究科講師を経て、2005年より現職。生薬学、和漢医薬学の教育と研究に従事している
貝原京子[カイハラキョウコ]
ユザワヤ芸術学院講師(植物画)。武蔵野美術短期大学卒業。デザイン会社勤務などを経て2001年より現職。玉川学園植物画サークルを主宰するほか、個展・グループ展への出品も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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山崎 邦規
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