出版社内容情報
エビデンスのある最新知見が満載!
読めば、病気が遠ざかる
1日1ページの健康知識。
◆本書まえがきより抜粋
長寿の時代、そして疫病の時代。
健やかに歳を重ねることは、私たちの最大の関心事の1つでしょう。
そうした想いを反映してか、不老長寿に関する機運も盛り上がってきています。
たとえば遺伝子の研究では、世界中で多くの研究が競うように行われています。
また世界保健機関(WHO)は老化を病気やけがのグループに加えました。これは多くの国で医療保険の支払いに使われている分類です。
つまり老化は「治療可能」なものになりつつある、ということです。
私はかつてアメリカの国立衛生研究所にて老化のメカニズムを研究し、その後医学博士号を取得しました。現在では日本で生活習慣病の医師として、現場で患者さんと接する日々を送っています。のべ10万人以上の患者さんと接して、その悩みや葛藤も数多く見てきました。
そうした経験から、世界の不老長寿に関する新しい知見を、ぜひ日常生活で活かしてほしい。そう思い、この本の執筆を思い立ちました。
読みやすく、わかりやすく、でも不老長寿の生活習慣が徐々に身についていく。
そんな本になったと自負しています。
あなたと、あなたのご家族が病気にならずに、いつまでも若々しくいられること。
そして共に人生を謳歌し、家族の絆が強まっていくこと。
この本がその一助となれば、これに優る喜びはありません。
【目次】
内容説明
生活習慣病の名医が教える。1日1ページの健康知識。エビデンスのある最新の知見が満載!読めば、病気が遠ざかる―。
目次
1/1 ご長寿の国、日本
1/2 寿命が10年縮むとしたら
1/3 健康寿命にこだわろう
1/4 長寿の道も一歩から
1/5 百寿者たちの、ある共通点
1/6 サーチュインについて
1/7 サーチュインは怠けもの
1/8 サーチュインの働きのしくみ
1/9 サーチュインを大切に
1/10 老化を防ぐ食べ方
1/11 運動すると長寿体質になる
1/12 わかりやすいインスリンの話
1/13 インスリンが元気を決める
1/14 太り方にも違いがあった
1/15 インスリンの効きが悪いと…
1/16 不老長寿はドミノ倒し
1/17 糖尿病と健康寿命
1/18 糖尿病の怖い話1
1/19 糖尿病の怖い話2
1/20 糖尿病の怖い話3〔ほか〕
著者等紹介
玉谷実智夫[タマタニミチオ]
玉谷クリニック院長。1960年、兵庫県生まれ。京都大学薬学部、大阪大学医学部卒業。大阪大学医学部附属病院、東大阪市立病院(現 東大阪市立総合病院)で研修した後、最先端医療を学ぶためアメリカ国立衛生研究所(NIH)に留学。帰国後、大阪大学で循環器・糖尿病・脳梗塞・老年病の研究に従事し、博士号を取得。最高権威の「ネイチャー メディシン」はじめ、医療ジャーナルに論文が数々掲載される。大阪大学助教授(現 准教授)として将来を期待されるも、「生涯、患者さんに近い医者でありたい」と大学病院を退職。民間病院での勤務を経て、2008年に玉谷クリニックを開院。「東淀川区のかかりつけ医」として、高血圧・糖尿病・脂質異常症などで苦しむ10万人以上の患者を診断してきた。健康セミナーやテレビ、YouTubeなどでの発信も行うなど、地域の健康増進に努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



