出版社内容情報
災害が起こってからでは遅い。
いますぐ、今日からはじめましょう。
何があっても、ずっと一緒にいるために。
東日本大震災から10年以上が経ちました。その間にも、熊本での地震や九州地方や関東地方を襲った豪雨、新型コロナウイルス感染症、そして今年元日の能登半島地震など、多くの災害、非常事態が私たちの暮らしをおびやかしています。
この先も、首都直下地震や南海トラフ地震をはじめ、大型台風による水害や新たな感染
症なども懸念されており、心配は増えるばかりです。
もし、本当にそれらのことが自分と、一緒に暮らすねこに降りかかってきたら。
そう考えると、怖くなってしまうのではないでしょうか。
しかもねこ達を守る上で、私たちには大きな落とし穴が待ち構えています。
その代表的なものが「避難」です。
ねこは防災準備をすることはできません。あなたのねこが頼れるのはあなただけ。
私たちはねこ達にとって親のような存在です。
信頼に応えるためにも、しっかり準備すること。
そうしてはじめて、ねこと一緒に安心して暮らせるし、大切なねこ達を守っていけます。
この本を読めば、よくある防災への勘違いが解消され、「こんなはずではなかった」が無くなります。
とっつきにくかった防災の準備も、スッキリと分かります。
そしてあなたの不安は解消され、
「自分のねこは、自分で守れる。ねこと一緒に非常時も乗り越えていける」
という安心感が生まれてくることでしょう。
内容説明
災害が起こってからでは遅い。「在宅ひにゃん」の正しい知識&準備すべてがわかる本。
目次
第1章 どこにも逃げない。腹を決めれば「安心」が見えてくる
第2章 日常生活に取り入れる。この考え方で「準備」はうまくいく
第3章 「水道が止まった!」でも大丈夫!
第4章 「電気が止まった!」でも大丈夫!
第5章 「ガスが止まった!」でも大丈夫!
第6章 避難生活の質は、「食事の質」で決まる
第7章 備えておきたい薬や衛生品
第8章 備えて安心、長期の避難生活
著者等紹介
かばきみなこ[カバキミナコ]
ねこ好き家族のもと、ねこと共に育つ。一度は保護した子ねこを失った経験から「ねこと人の幸せな生活」の追求をライフワークにすることを決意。2009年に子ねこの育て方を教えるWebサイトを立ち上げる。現在は子ねこの育て方だけではなく、老ねこの介護も支援。自ら子ねこを保護し、里親を探して譲渡する活動も行う。商社勤務の経験が長く、生活雑貨の商品開発に携わってきたことから、ねこグッズ・ねこ雑貨の商品開発なども得意とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キキ☆新潮部
17
猫と暮らしている人の備えについての本。我が家では2011年から、備えについては試行錯誤しながら取り組んできたので、大体のものは揃っていた。それでも、気付かなかった盲点がいくつか見つかった。例えば、無塩で野菜エキスが入っていない缶詰は人も猫も食べられるとか、備蓄の水は300ml×頭数×日数も必要だということなど。楽しく抜かりなく備えよう!2024/07/23
宇宙猫
11
★★★ 災害対策は、まず自分の事を考えましょう+ねこって感じの本。ねこについては目新しさはないけど、人間の方はちょこちょこ参考になる。2024/07/12
れい
4
【図書館】人口密集地では避難所が不足している・・・在宅避難ができるならそれが一番ということだった。猫からみても、なれない環境に行くよりかは絶対にいいことだと思う。在宅ひにゃんになった時、我が家に足りないものは電力供給に関するグッズと台車、水をストックする容器だった。電気に関するものは圧倒的に足りない。ちょっと見直すいい機会になった。2024/05/17
ssコスモ
2
災害に備え、猫と在宅避難をするにあたってのとりたてて新しい情報はなかったが、あらためて自分の猫は自分で守るという事を頭に入れておく。2024/06/18