出版社内容情報
この本「世界を自由に歩ける日 その時見たいのは
何でもないけれど なぜだか妙に純度の高い こんな景色だ」は
私がこれまで経験してきた旅を写真という形でまとめたものです。
国内は西日本を中心に、海外はヨーロッパを中心に、
現地の人々の生活に注目して旅してきました。
勿論定番なのに行けていない場所や、
逆に定番の所しか撮れていない場所もありますが、
これも気ままな旅の流れと酌んでいただけたら幸いです。
気軽に旅行することが難しくなってしまった時間、
寂しい想いを抱えながら季節は過ぎていきましたが、
旅の高揚感、情熱は記憶に染み付いたままです。
この写真の場所はどんな空気なのか、どんな匂いがするのか。
乾いた光にはどんな暖かさがあるのか。
見た人それぞれに様々に感じてもらえると嬉しく思います。
私には旅のルールが3つあります。
1.旅の最中はお気に入りの音楽を何度も聴くこと。
2.現地で気に入った香水を買って付けること。
3.旅先で出会った全ての光景を撮影すること。
毎日違う天井を見て目を覚ますという、普段では得られない非日常な喜び。
でもそれも日常になる。
覚悟を決めた私の鼻をくすぐる、普段は嗅がない甘い香水の香り。
さあ、旅の始まりです。
(著者「はじめに」より)
内容説明
「こんな坂の街で暮らすのは大変ではないですか」と聞く私に、地元のおばあさんは笑いながら答えた。坂の上の人を好きになってしまったから仕方ない、と―。さあ、明日はどこへ行こう。日本と世界56の場所で見つけた旅と日常、その間。
目次
北海道
宮城
山形
茨城
埼玉
千葉
東京
伊豆大島
神奈川
富山〔ほか〕
著者等紹介
Ezogeek[EZOGEEK]
1995年、神奈川県生まれ。東京を拠点に国内、海外を問わず様々な場所の日常風景を撮影。自身の写真や日常をまとめたサイト『NocTone』を運営する他、国内外のウェブ媒体や雑誌等の撮影も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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