出版社内容情報
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信者が頭にザルをかぶってる!ヘンテコだけど実は奥が深い「スパゲッティ・モンスター教」を楽しくわかりやすく解説した入門書です。
内容説明
「信者が頭にザルをかぶってる?!何のために?」「ツッコミどころだらけ!ヘンテコ教義てんこ盛り」「でも実は奥が深い!…かも…?」こんな宗教はいかがですか?
目次
第1章 空飛ぶスパゲッティ・モンスター教の誕生(ネットで話題の空飛ぶスパゲッティ・モンスター教とは?;創始者のボビー・ヘンダーソンは一体、どんな人物? ほか)
第2章 空飛ぶスパゲッティ・モンスター教の教え(スパモンの天地創造の物語の源泉となる『ヌードル聖書』;「エデンのオリーブの園」 ほか)
第3章 パスタファリアニズムの布教(年齢、人種、経歴、宗教すら問わず、誰もを受け入れる;パスタファリアンは一切のドグマ(教義)を拒否して柔軟さを保持 ほか)
第4章 世界のパスタファリアン(スパモン教発展の歴史は既存宗教、法律との戦いの歴史;日本の空飛ぶスパゲッティ・モンスター教 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Koning
33
ということで何やら人類は麺類なガイドが宗教書コーナーにあってうっかり買っちゃいました。21世紀初頭アメリカの福音派やそこから崩れた連中がID教育をやれ!とか言い出したところで産まれた我等が空飛ぶスパゲッティモンスター教。それをざっと紹介してるんだけど、そもそものカウンターカルチャー的性質もあって真面目に紹介するほどビール火山で酔っ払わないといけない気がしてくるというw。カルトが家庭訪問に来て困ってる人は一読しとくといいかも知りません。ラーメン
孤島天音
5
発想がユーモアに満ちていて、興味深く読めました。ラーメン!2023/03/20
in medio tutissimus ibis.
4
ID論では人間や世界を何者かが作ったことを説くが、割といかに作ったかは問題にされない。でもスパゲッティモンスター今日では、少なくとも天国や地獄でストリッパーが製造されているので、他の人間も(少なくとも最初は)工業製品なのだろう。ラインを組んで流れ作業なのか、職人モンスターが一人一人手いや麺作業で作っているのかはわからないが。マスクから類推するに、少なくとも日本支部ではモンスターは複数いると考えられているはずだ。いや、そもそも現生人類は天国のストリッパー(天使相当か?)とは別の小人として創造されたのだっけか2023/12/05
keitakenny
4
進化論の本やネットで目にした「FSM Flying Spaghetti Monster」 ニュース的には記憶にあったが中身を知らなかった なるほど「進化論」に対する「インテリジェントデザイン論」への対抗であると理解 信教パロディでもあり、ユーモアある問題提起でもありなんとも興味深い 科学者ほど神の存在を疑わない、疑えないという意味で哲学っぽい 何事も表層だけサラッと見て、それだけで判断してはいけないなと自戒した2023/04/16
すももんが
2
この本、10ページで完結するんじゃないって思えるほど、説明の重複が多いです。ページの水増し? 内容は興味深いし面白いと思いますよ。 そういうところにエスプリの効いたジョークだと面白がれるインテリ層にオススメです。2025/03/04