目次
総論 北条氏直の研究
第1部 軍事と外交(武田氏滅亡から「足柄当番之事」へ;神流川の戦いと戦後の神流川流域;小田原北条氏との友誼と婚姻;後北条・伊達同盟前期の展開;後北条・伊達同盟中期の展開;後北条・伊達同盟による伊達氏の変貌;天正十三年の北関東・南奥情勢の把握;天正十四年の家康・氏政会面について;後北条氏と徳川家康―新しく発見された家康誓文)
第2部 領国支配の展開(後北条氏の上野制覇;「小田原一手役之書立」考;「地衆」―後北条氏による百姓の軍事編成;後北条氏領国における流通圏と流通システム;後北条氏の紺屋支配と「不入」の在所;戦国大名後北条氏における知行制―買得地を中心として)
第3部 小田原合戦とその後の動向(永勝寺所蔵北条氏直感状について;毛利家伝来の小田原合戦関係絵図について―山口県文書館所蔵「毛利家文庫」史料より;北条氏直と高室院文書;幕臣となった後北条旧臣山上氏)
著者等紹介
黒田基樹[クロダモトキ]
1965年生まれ。早稲田大学教育学部卒。駒沢大学大学院博士後期課程満期退学。博士(日本史学、駒沢大学)。現在、駿河台大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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