内容説明
過去に何があったとしても、幸せは「今、ここ」からつくっていける。後悔という感情は、心のエネルギーを奪っていきます。前向きに生きる意欲をどんどん奪っていきます。そうならないためには、後悔することがあっても、どこかでその後悔の感情を上手に吹っ切ることが大切になります。物事を肯定的に楽天的に考えることができると、「後悔する」経験をきっかけに人間的に成長していくことができます。自分への信頼感を失わず、反省すべきことは反省し、それを良い経験として次のチャンスに生かしていけるのです。
目次
第1章 何事も「楽天的」に良い面を見ていく
第2章 「その時点では最善だった」と考えてみる
第3章 「やらない後悔」より「やった後悔」がいい
第4章 自分らしく生きる人は、後悔しない
第5章 上手に開き直れる人は、後悔しない
第6章 「今」という時間を大切にして生きていく
第7章 嫌な出来事にも、「ありがたい」と感謝する
第8章 やるべきことに全力を尽くす
第9章 人は何度でも、人生をやり直せる
著者等紹介
植西聰[ウエニシアキラ]
東京都出身。著述家。学習院大学卒業後、資生堂に勤務。独立後、人生論の研究に従事。独自の『成心学』理論を確立し、人々を元気づける著述を開始。1995年(平成7年)、「産業カウンセラー」(労働大臣認定資格)を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
メタボン
26
☆☆☆ ポジティブに生きることを推奨する本。やらないで後悔するより、やって後悔するほうがいい。できない理由を考えるのではなく、できる方法を考える。まさしくその通り。2020/04/07
ポップ430
8
帯にあった幸せは今ここから作っていける!にひかれて この本も目次が秀一なので要点網羅 後悔することはエネルギーの無駄❗️ 希望どおりならない状況でも良い面があるところを見つけだす! バラの棘は見ずに花だけを見るのも一つ 他人を羨むより自分の持っているものを生かすことに集中するのが良い結果へ 宗教でもあるように今に集中するのが吹っ切るコツ! この著者のは読みやすいので読んだあと吹っ切れて良い2019/05/11
hana@笑顔満開のわくわく探索人
4
一番印象に残ったのは『「自分の力で成し遂げた」と考えている人がいるが、実際にはそうではない。そこに「自分の力」は存在しない。周りの人たちの支えと応援があったから成し遂げることかできた』(要約しました)というところ。仏教の「諸法無我」という考え方だそうです。自分の力だけで物事を成し遂げるなんて、よく考えたらあり得ないですね。もっと謙虚に、静かに生きようと思いました。2019/09/19
ふなし
3
★★★☆☆ やらないで後悔するより、やって後悔するほうがいい。 興味を持ったことには、すぐ動く。 この2つが印象に残りました。心に刻みました。2020/09/13
朔麻
2
『怒らないコツ』読了後、見つけたのでこちらも読んでみた。人生とは後悔の積み重ねである。どの選択をしたって結局後悔はするものだ。その後悔というエネルギー消費を少しでも減らすために「肯定的」に「楽天的」に物事を考えるようにしよう。「一度死んだつもりで、人生をやり直してみる」はすごい言葉だと思う。2019/09/13