内容説明
ローカル線の廃止や旅客数の減少、列車運行本数の削減など“秘境駅”を取り巻く環境は年々厳しくなっている。時刻表から姿を消した“秘境駅”は現在どうなっているのか?合理化でスイッチバックを解消した“秘境駅”の現状は?さまざまな事情で廃止された駅や信号場を取材!
目次
神路駅・宗谷本線
琴平駅・宗谷本線
伊奈牛駅・石北本線
狩勝旧線・根室本線
東鹿越駅・根室本線
鹿越駅・根室本線
北進駅・白糠線
様舞駅・ちほく高原鉄道銀河線
西一線駅・ちほく高原鉄道銀河線
幌加駅・士幌線〔ほか〕
著者等紹介
牛山隆信[ウシヤマタカノブ]
1967年東京都八王子市出身。1999年ごろ人家が少なく到達困難な駅を「秘境駅」と命名。2001年『秘境駅へ行こう!』(小学館文庫)の発刊で「秘境駅」という言葉とその魅力が広く世間に知られることとなり、秘境駅訪問ブームが起こった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山口透析鉄
18
市の図書館本で読みました。やはり北海道の廃駅が多いです。南九州にあったループ線等は私も乗ってみたかったです(宮脇俊三氏の「時刻表2万キロ」に出てきます)。 私が訪問した経験がある路線でも、ちほく高原鉄道や三江線のように、既に廃止されている路線もありますし。 中山宿駅のスイッチバック等は通過時に見たくらいで、あまりじっくり見学はできていません。北宇智・本川内駅はスイッチバックがあった頃にも訪問はしています。やはり廃線跡探訪と一緒で、一抹の寂しさは漂う本ではありました。2022/12/26
sharp_46
2
秘境駅の醸し出す独特の雰囲気は、やはり直接目にして確かめたいところだ。2021/03/10
カエル軍曹
2
かつて秘境駅といわれた駅が廃駅になった跡はどうなったのか?を取材した本である。やはり半分ほどが北海道の駅で、函館本線の駅の多くが2017年3月のダイヤ改正で廃止になっていた。できれば地図を載せて欲しかった。2020/03/15
竜玄葉潤
1
全部行ったことがあるはずなのに、記憶が無い駅が多い、乗りつぶししただけではダメだな。残った駅、線を記憶に残しにまた行こう。2023/09/01
ふー
1
廃線跡や駅の跡は結構好きです。道の跡なんかも好きです。まさにそんなものにピッタリと思い手に取った本。 写真が多いのはとてもいいのだが、サラサラと読めてしまった。また他の本も読みたくなるかな。2022/07/24