内容説明
史上最強の竜巻、超ゲリラ豪雨、グレープフルーツ大のヒョウ、ミニスーパーセルetc…話題になった「あの日の凄い天気」を紙上で追体験!なぜ起きたのか、何に注意すべきかもわかる!
目次
1章 竜巻と台風の恐怖
2章 夏の頃のあの日
3章 豪雨と雷
4章 ゲリラ豪雪、冬も油断はできない!
5章 注目の天気図
6章 冬のびっくり天気
著者等紹介
金子大輔[カネコダイスケ]
東京都江戸川区(小岩)出身。東京学芸大学卒業後、千葉大学大学院自然科学研究科修了。気象予報士。株式会社ウェザーニューズでの予報業務を経験した後、東京大学大学院での特任研究員などを経て、現在、神奈川県の中学・高等学校で理科(生物)を教えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雲をみるひと
20
気象予報士で高校教師の作者による作品。気象現象を実例を交えて解説してるが、各トピックが深掘りされてるというよりは短くわかりやすく纏められてる感じで専門的でなく読みやすい。万人受けする本だと思う。2024/08/30
猫
6
ここ30年くらいの間に起こったとんでもない天気を、天気図の解説を踏まえつつ振り返った本。取り上げられているのはほとんど東京を中心とした関東周辺で、天気の解説も感覚的な表現が結構多い。割と軽く読めるので、天気図に興味のある人の入り口にはいいかも。 「伝説」とあったのでもっと昔の話を期待していたので拍子抜けしたのと、文中のたとえの表現が「先生が若者向けにユーモアも含めて上手いこと言ったみたいなドヤ顔を生徒はちょっと引いてみている」感じを思い出した。2016/06/26
_apojun_
5
図書館本。 特徴的な天気だった日をその日の天気図を紹介しながら、どのような気象状況だったのかを説明してくれてます。 首都圏の話が多いので、首都圏在住の方なら「あー、あのひどい天気の日だ」みたいに思い出せるのかも。 この本を読んで一番の収穫は「大気が不安定」という言葉がどういう状態を指すのかが理解できたこと。 後は「前線を刺激」ってやつを理解したい。2024/11/23
アセロラ
4
実際にあった珍しい気象の現象について、気象予報士の視点から解説しています。各事例の「なぜそんな現象が起こったのか」と、「こんな天気図になったら要注意」がとてもわかりやすいです。「大気の状態が不安定」についてもよくわかりました。かなり楽しめる本でした。著者は虫にも詳しいようで、コラム【天気予報をする虫たち】の内容も初めて知りました。図書館本ですが、また読みたいです。2020/02/13
DEE
4
特に台風の話が面白かった。 過ぎてしまえばそんなこともあったなという話だけど、その日に自分が居合わせたなら、さぞや大変だったろうなという話だけどばかり。 天気を自分なりに解釈すると楽しいかも。2014/11/09