目次
第１章 ありえない！子どもと「お金の話」をしないなんて（幸せな人生に欠かせない「お金の話」；お金の話を避けると、お金に執着する子になる ほか）
第２章 「お金の話」をしてない子ほど増える「マネートラブル」（話ができない雰囲気は子どものチャンスを奪う；「怒りの感情」のコントロール ほか）
第３章 「お金の話」をするとこんな効果があるのです！（子どもの価値観をみがく；世の中のしくみを知る ほか）
第４章 子どもの言葉や行動にはこう対処しよう（「いっぱいお金が欲しい」と言われた時；「うちって貧乏なの？」と言われた時 ほか）
第５章 目からウロコ！問題解決の新提案（それって「誰の問題？」；問題解決に必要な「お金の問題」と「気持ちの問題」 ほか）
著者等紹介
鶴田明子［ツルタアキコ］
親子のマネーカウンセラー。一般社団法人日本ライフプラン研究所『家計と暮らしと住まいの相談室』の相談員をするかたわら、親子のマネーカウンセラーとして講演を行っている。１９６０年、福岡県生まれ。２００１年、ファイナンシャルプランナー資格を取得。３人の子育てを経験する過程で、より良い親子関係講座・アクティブ・ペアレンティング（ＡＰ）と出会い、２００６年にＡＰリーダー資格取得、２００８年にはＡＰトレーナー資格を取得する。子どもは２７歳長女・２５歳長男・１５歳次女（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
34
ファイナンシャルプランナーが、親子で一緒に「お金のリテラシーを高める方法」を説いた本。お金の知識バリバリというよりは、どちらかというとコミュニケーション重視の内容。お金の話を通して、子供の好き嫌いを知り、子供の価値観を尊重しつつ、お金を自分で使うことを見守っていくスタンス。お金の使い途で子供ながらの失敗もあるが、それも含めて成長の糧とする。「買って買ってという子」「うちは貧乏なの？という子」など、様々なケースの対応も解説。ただ一般論的な話が多く、お金の本としても、育児の本としても、少し物足りない気はした。2023/03/18
winery13
3
子供の自尊心を育ててあげるとお金についてしっかり考えて振り回されなくなるという考えの本。 その考え方を実践するに当たり、みんな持ってるから買ってとかの、よくある子供の発言に対する返答例の見本が参考になります。 アクティブペアレンティングというワードの紹介も参考になりました。2023/06/18
ゆうぴょん
2
お金の教育。 そろそろせねばと思いつつ。難しい…とまだお小遣いを導入していない我が家。 お金の価値と、価値観。バランスの良い使い方の指導の一つとしていろいろ読んでおります2019/04/30
m
2
お金に対してネガティヴなイメージを持たれることが多いこと、お金の話が憚られること、に私は違和感を抱いていました。この本はお金の話を子供や家族とすることを推奨していてとても気持ちがいい。将来、このような子育てができたらいいと同時に、自分のお金との向き合い方についても見直したいと思う点が見つかりました。お金に対しての不安を前向きにしてくれると同時にお金の話やお小遣い制をするのが楽しみになれる本です。とてもわかりやすく読みやすかったです。2017/11/01
ゆー
2
最近読んだお金の本は、どれも結構大きなお金を動かすことを推奨しているなーという感じ。子どもの頃に失敗させないさいって感じでもあるのかな。自分があまり使えない人でもあるので、傾向を見て導いてあげるというのは大事なことかもしれないな。アドラー心理学もあり、ＡＰトレーナーだけあって子育て的な感じでもあるが、お金のことだけなら、藍ひろこさんの『子どもにおこづかいをあげよう』の方が同じような感じで具体的で参考になる。2015/10/02
