人間自身がすでにひとつの「生態系」―生き物の織りなす驚異のしくみと多様性がわかる本

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  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784426114350
  • NDC分類 468
  • Cコード C0045

内容説明

“生き物”とは何だろう?分離、合体、共生、超個体―生き物たちの生き残りをかけた究極の知恵と技。からだの中の“生態系”にみる“ふれあい”と営み。

目次

人間自身がすでにひとつの「生態系」
1 生き物の「個」はいかにつくられるか(生き物は化学反応で生かされている;分離する生き物、合体する生き物;今日の私と1年前の私はまったくの別人)
2 生き物の「社会」「超個体」はいかにつくられるか(生き物たちがつくる生活協同体;無数の生き物の関わり合い;他生物がもつシステムを巧妙に利用する策士)
進化の最先端が人間…ではない

著者等紹介

池田隆[イケダタカシ]
1976年東京都生まれ。東京大学理学部生物学科卒業。東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻修了。博士(理学)。日本学術振興会特別研究員(東京大学)、玉川大学学術研究所・脳科学研究所、国立国際医療研究センター研究所を経て現在、京都大学iPS細胞研究所特定研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

9
現在生き残っている生物は,それぞれに環境に適合してきた生物である.外から入ってきた生物では対処できない問題が発生してしまったとしても,従来からその環境で生きている生き物は対処法を持っている.2013/03/19

Uzundk

4
動的平衡を再確認。なるほど部屋に物がたまっているのは生態系のバランスが取れていないからだなとか余計なことを考えながら読んだ。人間というハードの問題も大切ではあるが本質はその遺伝子と何を引き起こすかというソフトウェアの方で、生態系とはそれらの相互作用だという風に理解した。絶対とか静的なものは古くなる。変わり続ける事が生物の根底にあるのだなと再確認。 それにしてもミツバチの雄は働かずに過ごした後に交尾と同時に爆死とは...うん、なんかすごいやつだ。2016/01/07

魚京童!

1
http://kuzirappa.blog.fc2.com/blog-entry-439.html2013/05/26

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